外国人を雇用する際に大変なこと。
一つ目:社員の理解を得る。
誰を雇用するかは経営者が判断することですが、実際に一緒に働くのは社員の皆さんです。
社員に相談する必要までは無いでしょうが、社員には早めに伝えて、外国人社員と共に働く心構え、(お互いに)注意することを伝えて置くと、スムーズに事が運ぶと思います。
国が違えば文化が違い、常識もまた違います。
宗教が違えばタブーも存在しますし、ちょっとした発言が差別と囚われてしまうこともあるかもしれません。
難しいと思うかもしれませんが、たった1つのことを気にするだけで、意外と解決するものです。
それは、
「相手を思いやること」
です。
外国人に限らず、日本人同士でも大事なことですよね。
2つ目:外国人社員の住居。
社員用宿舎を持っているような大企業なら問題ないのでしょうが、日本、特に田舎では、外国人が住むためのアパートを契約するのは非常に困難です。
自身で契約するには、契約に関する難しい日本語を理解し、大家や不動産とやり取りできるだけの日本語能力が必要です。
アース建設では、「会社名義で契約すること」を条件に、運良く会社近くのアパートを契約することが出来ましたが、契約に至るまでに10件近くの物件に問い合わせを行いました。
また「外国人」に対する様々な先入観が邪魔をします。
キレイに使ってくれるだろうか、騒音が激しいのではないか、自国料理を作って異臭が発生しないか。
このような事を気にされる大家さんは、少なくありません(大家さんからしたら当然のことですが)。
JCTコースでは、日本の住居で暮らすための心得なども授業で教えています。
ですが聞くのと体験するのではやはり違うので、企業様には採用後に再教育してもらうようお願いしてます。
とりあえず今日はここまで…